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パントマイムやってます。備忘録の他活動内容も載せてます。

「オーバー・フェンス」 

すでに映画化された佐藤泰志原作の「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」に続く作者の故郷函館を舞台した函館三部作の最終章。という位置づけらしいですが、これは映画の話で、原作自体は別に三部作になっていません。なお「海炭市叙景」の舞台は正確には函館では無く、函館をイメージした架空の街という設定です。

「そこのみにて光輝く」は観終わった後、後ろにいたおばちゃんたちが「よくあるヤクザ映画と同じストーリーじゃないの。ヤクザ映画の方が面白いわ」といっていて、確かにストーリー自体はそうかもしれないなと思った。でも、あの映画はストーリーよりも素晴らしい情景や役者の表情で語られている映画で、傑作だと思っています。ガツンとやられた気がしました。

今回の「オーバー・フェンス」も孤独で壊れやすい人間たちの話ですが、ガツンというより内側からじわじわ感銘受ける作品になっています。登場人物がみな個性的でそれぞれ影があり、群像劇にもなりえる要素があります。三作とも違う監督ですが、全作に共通する儚さが感じられるのは、やはり佐藤泰志の作風の個性の強さでしょうね。三作の中では1番後味がすっきりした映画かも。

オーバー・フェンスというタイトルを意識して観るとこの物語の意味がより見えて来ます。鳥の求愛の真似をする蒼井優の切れた演技は見ものです。
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