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シュールに接した週 
2008.11.21.Fri / 01:54 
11/10 月
めずらしくリハのない日。深夜、イントロへ。一か月ぶり?全員参加のオーラスにやった曲がまさかのMoments notice。さすがにきついだろ、最後にあのスピードは。酒も入ってるし。おれは1,2コーラスのソロだけだから一瞬がんばればよかったけど、ドラムやベースはきついそうだった。


火:しゅがーでレッスンのあと、公園に行きバスケタップの練習。楽器が完全に禁止になってしまったここは完全に別な公園になってしまったね。タップダンサーどころか人一人いない、暗くてちょっと怖い場所になってしまった。警備の人に見つかると面倒だから、スニーカーのまま練習。たまに人が通るけど、そのたびにちょっと警戒する。やっぱ怖いなあ。代々木も普通の深夜の公園になったね。


水:
リハ。ひでぼナンバー二回目の振り移し。すごいスピードで振りが付いていく。そのあとおりいくんと公園行き、0時くらいまで練習。二人だから夜でも安心だ。


木:
インプロクラスはいろいろ問題点を指摘されて、何をやらなきゃいけないのかがだんだんわかったきたよ。


金:
リハ。この振りのリハは三回目。これで完成。ものすごい詰め込み作業で、頭がパンクしそう。この振り、かなり難しいです。昼にバッハのフルートソナタロ短調(作品番号1030)を聞く。いい曲だなあ。しんみり。


土:
朝、Basement行った後、リハ。そのあと、不在通知が来ていた宅急便を取りに営業所まで行ったけど、これが駅から結構遠く往復して疲れてしまった。でも行ったことのない場所だし、近くに大きな公園があって、ちょっと気分転換になった。

電車で移動中、阿部公房の「箱男」を読む。だんぼーるを頭からすっぽりかぶって社会と断絶し、匿名で生きる人間達の話。箱から覗くおとこと覗かれるおんな。匿名というのは匿名で、つまり個体を認識できないってことでしょ?その中に個性を見つけて、個体を認識しようとすると(つまり箱男A、箱男Bという具合に)、その時点で匿名でなくなるし。ということは箱男って数えられない名詞?それとも集合名詞?だからいろんな箱男の物語を混ぜ合わせても問題ないよな。なんて思ったけど、おれが何を言いたいか分からないですよね。興味ある方は読んでみましょう。でもおれは公房なら「壁」の方がお勧めです。面白くて読みやすいです。

ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失った。自らの帰属すべき場所を持たぬ彼の眼には、現実が奇怪な不条理の塊とうつる。他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱く。そして……。独特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、その底に価値逆転の方向を探った芥川賞受賞の野心作。
<新潮文庫より>

アンドレブルトンなどのシュールリアリスムやカフカが好きな人はハマるかも。箱男はあまりにも実験的な感じ。

夕方からいつもの公園へ。相変わらず人は多いけど、やっぱ静か。そのあとプリメーラでちょっとだけ練習して別のリハ。

帰ってからTsutaya行って、「追悼のざわめき」を借りてみる。伝説のカルト映画。疲れから集中力を欠いていて、正直なにがなんだか分からない映画だった。冒頭からいきなり分からなかった。落ち着いたらもう一回見よう。


日:
横浜で場当たりと通しリハ。丸一日。待ち時間が退屈だ。これだけやっていると、すごくうまくなるんじゃない、って思うでしょ?でもリハ会場の多くはタップシューズ禁止でスニーカーでぺたぺたやってるから、タップ自体の練習にはなってないんだよね。なので普通の練習が恋しいこの頃です。たぶん足、なまってます。

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